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女性の更年期障害はいつからいつまで?終わった年齢は?

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更年期の快眠ノートの管理人・アンジュです。

更年期症状にお悩みの皆さん、またはこれから更年期に差し掛かろうと不安に思っている皆さんにとって、更年期がいつまで続くのかって、結構気になりますよね。

特にいま進行中で症状に悩んでいる方は、「この症状がいつまで続くの?」「早く終わってほしい」と感じられていると思います。

今回は一般的に更年期がどのくらいから始まって、どのくらいで終わるのかについてお伝えします。

ちなみに私は年齢的にまだ更年期が終わっていない時期ですが、いくつかの対策をしたことで更年期症状の大部分が緩和・解消されています。

記事の後半では症状を緩和・解消する方法もいくつか紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!

更年期障害はいつからはじまる?

更年期障害の時期は個人差が大きいですが、一般的には40代後半から50代前半にかけて始まり、その後数年から10年程度続くことが多いとされています。

女性はこれぐらいの年齢になると体内のホルモンバランスが崩れはじめ、その後5年ほどで閉経に至ると言われています。

ちなみに、閉経(齢停年)の平均年齢は49歳~52歳とされています。

症状の内容や感じ方は個人差がある

更年期障害は、女性ホルモンのエストロゲンが減少することでさまざまな症状が発生します。

主に顔のほてり(ホットフラッシュ)、発汗、腰や手足の冷え、ストレス、睡眠の質低下、イライラ、関節痛などがあります。

この他にもさまざまな症状がありますし、重さも個人差が大きいです。

更年期障害の見分け方

更年期障害は女性ホルモンの変化が原因で発生することが多いため、生理周期に変化がある場合は、更年期障害の可能性が高いです。

また、更年期症状指数表(SMI)を使えば症状の程度を客観的に確認できます。

以下の表で自分の症状にあたる点数を合計し、該当する箇所を確認しましょう。

簡略更年期指数(SMI)

症状
顔がほてる 0 3 6 10
汗をかきやすい 0 3 6 10
腰や手足が冷えやすい 0 5 9 14
息切れ、動悸がする 0 4 8 12
寝つきが悪い、または眠りが浅い 0 5 9 14
怒りやすく、すぐイライラする 0 4 8 12
くよくよしたり、憂うつになることがある 0 3 5 7
頭痛、めまい、吐き気がよくある 0 3 5 7
疲れやすい 0 2 4 7
肩こり、腰痛、手足の痛みがある 0 3 5 7

更年期指数の自己採点の評価法

合計点 評価
0~25点 上手に更年期を過ごしています。これまでの生活態度を続けて良いでしょう。
25~49点 食事、運動などに注意をはらい、生活様式などにも無理をしないようにしましょう。
50点以上 医師の診察を受け、生活指導、カウンセリング、薬物療法を受けた方が良いでしょう。

ただし、このテストはあくまで参考程度です。

症状が重い場合には、病院を受診することも考えましょう。

更年期障害はいつまで続く?

更年期障害は閉経してから5年ほど続くと言われています。

ただし、こちらも個人差が大きく、閉経してからぴったり5年で終わるわけではないことは注意です。

50代後半~60代前半で終わる人が多い

具体的には、50代後半~60代前半あたりまで症状を感じる人が多いようです。

このぐらいの時期になると体内の女性ホルモンが安定し、症状が緩和・解消されます。

ただし例えば更年期症状による体重増加や関節痛などは、更年期時期が過ぎたからといって治まるわけではありません。

女性ホルモンが安定したからといってすべての体調の変化が落ち着くわけではありません。

必要に応じて対策や治療が必要なこともあります。

症状は緩和はできる?

更年期障害は一過性のものとはいえ、10年程度続くとなると、とても長いですよね。

その間ずっと症状に悩まされるのはつらいことです。

症状にもよりますが、更年期中でも不調を緩和したり解消することができる場合もあります。

更年期障害の対策としてよく行われている方法をいくつかご紹介します。

ストレス緩和・リラクゼーション

更年期はストレスを感じやすい時期です。

ささいなことでイライラしたり、ストレスによって眠りが浅くなり、疲れが取れにくいといったことも起こります。

こういった場合は自分がリラックスできる環境づくりを意識しましょう。

一人になる時間を作ったり、アロマを焚いたり、好きなことをしたり。

家族に理解が得られるのであれば、家事をまったくしない日を作ったりするのも効果的です。

マッサージをする

肩こりや腰痛がひどい場合はマッサージをしましょう。

凝りがほぐれることで体もリラックスしやすい状態になり、睡眠の質が向上することも期待できます。

めぐりを良くすることは冷え性対策にも効果的です。

栄養補給(サプリメント)

更年期症状の対策には栄養補給も有効です。

例えばビタミンB郡はイライラやストレスの緩和に役立ちますし、マグネシウムは神経伝達や不安感の払拭を助けてくれます。

また、イソフラボンやプラセンタなどを摂ることで体内の女性ホルモンの働きを助け、更年期症状を根本から整えられることもあります。

特にこれらの成分は食事からまとめて摂取するのは難しいため、サプリメントによる定期的な摂取がおすすめです。

運動を習慣にする

定期的な運動は体の健康につながります。

また、更年期症状への効果としては、体重増加へのダイエット、筋肉の強化による関節痛の緩和、肩こりの解消などが期待できます。

筋トレのような激しい運動ではなく、ウォーキングなど体への負担が少ない運動を継続して行いたいですね。

病院を受診する

症状があまりにも重い場合は病院を受診することも考えましょう。

病院では症状に合わせて対症療法ができるほか、ホルモン補充やプラセンタ注射など、ホルモンバランスを整える治療もできます。

ただし、これらは副作用のリスクがあること、毎日や2日に一度などの頻度で定期的に治療が必要なことなど注意点もあります。

自分の体調と向き合い、医師としっかり相談をして治療方針を決めましょう。

更年期障害の期間まとめ

この記事では更年期障害の期間と対策についてお伝えしました。

簡単におさらいしておきましょう。

まず更年期障害について以下のことが分かりました。

  • 更年期障害の時期は個人差が大きい
  • 一般的には40代後半~50代前半にはじまる
  • 更年期障害の期間はおよそ10年程度
  • 閉経の平均年齢は49歳~52歳
  • 更年期障害の程度はSMIで簡単に確認できる

また、更年期障害の期間が約10年と長いので、症状に合わせて対策や治療をすることも検討しましょう。

一般的に更年期症状の対策として行われている方法は以下の5つでしたね、

  • ストレス緩和・リラクゼーション
  • マッサージをする
  • 栄養補給(サプリメント)
  • 運動を習慣にする
  • 症状が重い場合は病院も検討

更年期症状はつらいものです。

「我慢すればいい」と考える人も多いと思いますが、期間が長いこともあり、対策をせずに放置していては体は内側からどんどんボロボロになってしまいます。

更年期が終わったあとの生活もしっかり考え、いまからできる対策を考えてみることが、明るく健康な生活への近道かもしれません。

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